CASE STUDY 24時間対応のジム運営で喫緊の課題となっていたセキュリティ問題。低コストかつ高機能なALLIGATEですっきり解決。

―まずはALLIGATEの導入を検討された経緯を教えてください。

山入端（やまのは）様：弊社にとって24時間営業の業態自体初めてのことでしたので、まずはその課題を洗い出していきました。最初に挙がったのは、やはりセキュリティ問題への対応です。スタッフの常駐時間は毎日10：00～22：00を予定していましたので、スタッフがいない時間帯での共連れや不正行為をどう防止するかが課題でした。共連れというのは、会員様とともに会員様以外の方が無断で入り込んでしまうことです。費用を潤沢に使うことができれば強固なセキュリティシステムを導入できるのかもしれませんが、弊社の場合、限られた費用の中で低コストかつ高機能な入退室管理システムを探す必要がありました。そこでALLIGATEの存在を知り、各社製品と比較検討した結果、ALLIGATEの導入を進めることになりました。

―ALLIGATEの導入時、具体的に決め手になったのはどのようなことでしょうか？

山入端様：検討時、社内からはさまざまな要望が上がっていました。導入費用を抑えつつもセキュリティや入退室管理について高い機能を求めるのはもちろんのこと、お客様やスタッフへの利便性も求めたいというものでした。具体的に挙がった要望は次のとおりです。

1. 丈夫であり管理が容易であること（信頼性、利便性）
2. 導入・初期費用が安いこと（コスト削減）
3. 入退室の履歴を残せること（セキュリティ管理）
4. ICカードとスマホの両方で扉の解錠ができること（利便性）
5. 他社システムを導入した際に柔軟に対応できること（利便性、拡張性）

これらの条件を満たす数社の入退室管理システムを比較検討した結果、ALLIGATE Lockは「比較的低コストなのに高機能」「今後さらに機能がアップデートされる」「電池交換が不要である」という点で魅力的でした。また、営業担当の方とのやりとりや対応に大きな安心感があり、アート様であればお任せできると確信したことでした。

―担当営業とのやり取りで安心感を得られたとのことですが、具体的にどんなエピソードがありましたか？

山入端様：特に印象的なエピソードとしては、共連れ防止に関してです。具体的には共連れ防止について、弊社が対応策に悩んでいると何気なく話した際に、今まで各社の営業を担当されてきた経験や事例をもとに、24時間店舗の現実や実態など細かくアドバイスしてくださいました。アート様でも共連れ防止のシステムを扱っているにも関わらず、決して強引にそれらの製品を薦めるのではなく、製品の特性と弊社の悩み、また自社製品がどのように貢献できるかを実直に、そして寄り添ってお話しいただけました。さらに、弊社の最大の懸念点であった費用やコストを削減したいという要望にも大変親切にアドバイスをくださいました。導入準備の段階から導入後の今も、不明点があればすぐ対応してくださっている点についても非常に安心しています。

―導入後、お客様やスタッフの方からの反応はいかがでしたか。

山入端様：導入後、会員様をはじめ弊社スタッフから、使いにくいという声は一切上がっておりません。ジムでは、会員様は会員証を兼ねたICカードで入室および退室時にカードリーダーに照合していただくことになっています。そのため、入退室ログのデータから、どのようなお客様がどの時間帯にジムをご利用されたのかが明確に分かります。また別途、弊社にて設置している監視カメラもありますので、両者にて不正行為の防止や防犯という点で高いセキュリティ効果を上げることができていると実感しています。

―今後、ALLIGATEの導入を検討している企業様へ、導入企業としてのメッセージをお願いいたします。

山入端様：コロナ禍が始まって以降、人と人との接触やモノへの接触に慎重な方が多くなる中、対面での接触を不要とする入退室管理ができている点は、多くの会員様に安心していただけていると思います。ログデータは勤怠管理やセキュリティ面でも重要なデータとなり、会員様、スタッフともに責任の所在が明確になることからも、店舗運営をなさっている企業様にとってALLIGATEはさまざまなメリットを感じていただけるシステムだと思います。

―お忙しい中、貴重なご意見をいただき、誠にありがとうございます。「24時間営業」という貴社の営業戦略にALLIGATEが寄与できていることを嬉しく思います。今後も、お客様の様々なご要望にお応えできるよう努めていきたいと思います。

取材年月：2021年7月